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両頬や額、下顎、鼻の下に左右対称性にある、地図のようにべったりとして見えるものが肝斑です。肝斑は、30代以降に発症する後天性のしみです。40代以降の女性では、潜んでいる薄い肝斑を含めると50%近い方に肝斑が見られます。紫外線と女性ホルモンが強く関係しているといわれますが、現在の医学でもはっきりした原因は不明です。
当院の肝斑治療では、まずトランサミン(トラネキサム酸)の内服薬とメディカルコスメや外用薬(処方薬)を併用した治療を患者様のお肌に合わせてご提案しています。
ルミキシル
皮膚研究者によって開発された「Lumixylペプチド」を配合したクリームです。
料金:1本(30ml) 15,000円[税抜]
ハイドロキノン
しみの原因となるメラノサイトの活性化を防ぐ働きがある外用薬。今あるしみ・肝斑をキレイにし、さらにこれからできるしみ・肝斑も予防します。
料金:1本(5g) 5,000円[税抜]
早期に改善したい方には、さらにレーザーや光治療を受けていただくことができます。従来のレーザー治療では、一時的にメラニン色素を減らすことで肝斑を薄くしていましたが、メラニンの再産生により、元に戻ってしまうことが多くありました。また、レーザーの刺激そのものがメラニンの産生を活発にしてしまい、治療前よりも肝斑が悪化するリスクもあり、肝斑はレーザーでの改善は困難でした。また、メラニン色素周辺の細胞にも照射されるため、肌へ大きなダメージを与えていました。当院のマシン治療では、数回の照射でメラニンを徐々に破壊していくことで、肝斑が元に戻ったり悪化したりすることなく、少しずつ改善していきます。細胞の中にあるメラニン色素だけにレーザーや光(IPL)の熱を与えることができるマシンを取り揃えているため、肌へのダメージを最小限に抑えることができます。
当院の肝斑レーザー・光治療は、肝斑・シミ色素だけを選択的に破壊し、熱エネルギーによるメラニン細胞の刺激を最小限に抑えることのできる技術で、肝斑を悪化させることなく改善します。
当院では、肝斑やしみ治療に適したレーザー機器「トライビーム(六本木院・大宮院・熱海院・名古屋院・大阪院・広島院・福岡院)」、光治療機器(IPL:フォト治療)「スムースクール(六本木院)」を導入しています。
複数の波長を持つため、シミ・肝斑・ソバカスだけでなく、血管の浮き、ニキビ、ニキビ跡、毛穴の黒ずみなど、幅広い症状の治療が可能です。照射時の痛みも少なく麻酔も不要の安心なレーザーです。
トライビーム(TRI-BEAM/Jeisys社製)は、532nmと1,064nmの2つの波長のレーザー光により治療を行うQスイッチNd:YAG(エヌディーヤグ)レーザーです。このレーザーでは、太田母斑や潜在性母斑などのアザの除去から、刺青・アートメイクの除去、そばかすやホクロの除去などを治療でき、さらに肝斑の治療として注目されている、レーザートーニングによる治療も可能です。
※ トライビームは六本木院・大宮院・熱海院・名古屋院・大阪院・広島院・福岡院限定の施術です。
Qusai-Long PulseによるGen Technique™という世界初の大変ユニークな機能をQスイッチNd:YAGで初めて実現。この機能により、レーザーの照射サイズは小さく抑え、照射エネルギーはより強力に。小さな治療部位に対し、ごく短時間の照射で済むため、真皮に十分な熱を与えつつ他の正常な肌には不要なダメージを与えません。
ハイパワーを安全に照射できる特殊なMultiplex-Pulse™Technology機能を搭載。この機能を使用した「レーザートーニング」では、従来のレーザーでは悪化することもあったシミの一種「肝斑」も安全に治療することが可能です。
通常のレーザー光は、治療部位一か所に集中してぐっと刺さるような「ガウシアン型」で照射されます。これはシミ治療には効果的なのですが、肝斑治療には不適です。肝斑治療には、台形型で、患部に均一に・マイルドに作用する「トップハット型」のレーザー照射が適しています。トライビームは、「ガウシアン型」「トップハット型」の2種類のレーザー光を切り替えて照射可能なレーザー機器です。そのため、シミ治療にも肝斑治療にも適しています。
スムースクールは従来のレーザーや光治療の優れた機能を取り入れ、デメリットを改良した、安全性の高い光治療(IPL:フォト治療)マシンです。3つの波長を兼ね備えているため、肝斑・シミなどの色素疾患治療だけでなく、レーザーの照射部品(アタッチメント)を替えることで、脱毛も可能です。
レーザー照射による肌のダメージを最小限に抑える強力な冷却装置を搭載しているため、安全性が高いのが特長です。
※スムースクールは六本木院限定の施術です。
※当院ではスムースクールによる「シミ・そばかす」、「ほくろ除去」、「毛穴の開き・黒ずみ」、「ニキビ・ニキビ跡」「脱毛」の治療も行っています。
医師によるカウンセリングを行い、患部の状態に適した波長を選択します。ご不明な点や不安なことがありましたら、遠慮せずにお聞きください。
メラニン生成を抑制するローション塗布
レーザーや光(IPL)による反応性の色素沈着が稀に起こる場合があります。
レーザーまたは光(IPL)を照射します。基本的に麻酔は使用しませんが、痛みに敏感な方には、麻酔クリームもご用意していますのでご安心ください。
照射直後に消毒剤で皮膚表面を拭きとり終了となりますが、アフターケアのローションを併用されることをお勧めしております。
メラニン生成を抑制するローション塗布
レーザーや光(IPL)照射後も、プレケア同様にメラニン生成を抑制するローションを塗布することで、より効果が高まります。
治療期間(初回) |
肝斑治療の場合、3~4週間に1回のペースで7~12回の治療が目安です。 薄いシミ除去は1回の照射で消えることがほとんどです。 |
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以降 | 患部の状態に応じて判断します。 |
その他、ご心配なことがございましたら、些細なことでもご遠慮なくお問合せください。
肌の状態 | 施術当日よりメイクも可能です。 照射部に若干の赤みが生じる場合がありますが、1~2時間で落ち着きます。 腫れはほとんどありません。 皮膚が敏感になっていますので、お渡ししたローションでしっかり保湿をしてください。 |
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痛み | 施術当日は若干ヒリヒリする場合がありますが、すぐに落ち着きます。 |
日常生活 | 患部を直射日光にあてないよう注意し、日焼け止めを常用してください。 シャワーは当日から可能です。入浴・サウナ・飲酒・激しい運動はお控えください。 身体を洗う際は、照射部を強くこすったりしないようにしてください。 |
薬 | 医師の指示のもと、処方薬を所定の期間塗布してください。 レーザーや光(IPL)による反応性の色素沈着が稀に起こる場合があります。 |
施術内容 | レーザーマシンを用いて全顔に照射。 |
リスク・副作用情報 | 発赤、白斑、色素沈着。 |
当クリニックの診療は自由診療(保険適用外)となります。
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