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FTM(Female to Male)など性同一性障害でお悩みの方の胸を切除し、男性のような平らな胸にするのが乳房切除術です。
乳房切除方法は、現在の胸のサイズによって異なります。A~Cカップの方であれば、乳房の脂肪を吸引した後、乳輪の周囲(下半分)を切開し、乳腺組織を取り出します。
一方、Dカップ以上のサイズがある方は、乳腺を取り出した後に皮膚のたるみが生じる可能性が高いので、このたるみを切除する施術が必要になります。どちらの場合も手術は一日で終わり、1週間後の抜糸の頃には通常の生活ができます。
※当施術は身体が女性の方を対象としています。男性の乳房切除は「女性化乳房修正術(男性対象)」のページをご覧ください。
※乳房切除では、必ずしも精神科医からの「性同一性障害診断書」は必要ありませんが、認定を受けた後に施術をお受けになることをおすすめいたします。
※乳腺を一度切除してしまうと、元に戻す事はできません。
※当施術は身体が女性の方を対象としています。男性の乳房切除は「女性化乳房修正術(男性対象) 」をご覧ください。
施術自体に年齢制限はありませんが、未成年者の場合、カウンセリング当日にご両親(親権者)の同伴が必要になります。
乳房縮小の術式にはいくつか方法がありますが、基本的には脂肪・乳腺・皮膚を除去していくことになります。
現在の胸のサイズとご希望のサイズ、傷の程度と皮膚のたるみなどを考慮した上で優先順位をつけ、施術方法(術式)を判断します。
乳房を完全には切除せず、サイズを小さくするのが「脂肪減少術」です。
この方法ですと乳腺組織は残るので、乳房を小さくするには限界があります。
施術では、ワキの下を3mm程度切開し、脂肪を吸引するカニューレ(吸引管)を使用して乳腺を傷つけないように周囲の脂肪を吸引します。
乳腺組織を完全に切除し、男性のような平らな胸にする方法が「乳腺切除法」です。現在の乳房の大きさによって、切開範囲が異なります。
A・B・Cカップの場合(乳輪周囲半周を切開)
傷跡が目立ちにくい乳輪の下半分の円周を切開し、過剰な乳腺組織と脂肪を切除します。乳輪周囲に沿って切開しますので、傷跡もあまり目立ちません。
Dカップ以上の場合は、【1】【2】いずれかの方法で乳腺を切除します。
Dカップ以上の場合は、乳腺を取った後に皮膚がたるむため、たるんだ皮膚を切除する施術が必要な場合もあります。
乳房の余分な皮膚と肥大した脂肪や乳腺を除去し、バストサイズを縮小するとともに乳輪乳頭の位置を上部に移動します。通常は乳輪下に逆T字の瘢痕が残ります。
※乳房に脂肪が多い場合には、脂肪減少術も併用した方が、より平らで綺麗な胸になります。
※乳輪が大きい方は、同時に縮小することも可能です。
アンダーと乳輪周囲を切開して余った皮膚と脂肪を取り除き、乳輪乳頭を移動させます。
こちらの場合、乳輪下に逆T字の傷跡は残りませんが、乳房のアンダーを切開した傷跡が残ります。乳輪部分は円周に沿って縫合しますので、傷跡はほとんど目立ちません。
※乳房に脂肪が多い場合には、脂肪減少術も併用した方が、より平らで綺麗な胸になります。
※乳輪が大きい方は、同時に縮小することも可能です。
医師とのカウンセリングで、施術方法のご説明の他、仕上がりのご希望をお伺いします。
ご不明な点や不安なことがありましたら、遠慮せずにお聞きください。
静脈麻酔(眠る麻酔)を行いますので、施術中は痛みを感じることなく、安心してお受けいただけます。
※乳房に脂肪が多い場合には、1も併用した方がより平らで綺麗な胸になります。
施術後は保湿液を塗布し、少し休まれてからお帰りいただけます。
近年、手術後の深部静脈血栓症(DVT)や肺血栓塞栓症(PTE)を起因とした静脈血栓塞栓症(VTE)が増加傾向にあります。深部静脈血栓症は、下肢の静脈血管に血栓(血の固まり)ができてしまう病気です。深部静脈血栓症の血栓の一部がはがれると、次に肺に血栓が飛んでいきます。これを肺塞栓と言います。
当院ではうとうとと眠ったような状態で(あるいは実際に眠った状態で)、自発呼吸はしっかり維持したまま手術を行う静脈麻酔を使用しており、また術後約2時間で歩行可能な施術のため、血栓の発生リスクは低いと考えています。
しかし、患者様の体へのご負担を軽減するため、血栓の発生リスクが高いと言われている方(下記参照)には、弾圧ストッキングを着用(※)していただいております。この弾圧ストッキングの着用により、下肢静脈のうっ滞(血流などが静脈内などに停滞した状態)を予防し、手術後に伴う深部静脈血栓症や肺塞栓の合併を起こしにくくすることができます。
※ 費用はかかりません
※ 該当する方はスタッフにお申し付けください。
当院では、身体的負担の軽減と、常に患者様の安全を第一に考え、最高品質の美容医療の提供に尽力してまいります。
施術は日帰りです。(遠方からの来院の場合、手術当日は近くのホテルに宿泊し、翌朝にガーゼ交換などを行った後、ご帰宅いただくことも可能です。)
診察・ドレーン抜去・固定除去・消毒・ガーゼ交換のために来院していただきます。
診療のために来院していただきます。
1週間から2週間の間で一度抜糸に来院していただきます。
診療のために来院していただきます。
診療のために来院していただきます。
処置時間 |
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日常生活 |
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腫れ・赤み | 手術後の内出血や腫れについては、2週間程度で治まります。 手術後の痛みには個人差がありますが、痛み止めを処方しますので、ご安心ください。 |
傷跡 | ・脂肪吸引法 ワキ下に3mm程度の切開跡が残りますが、2ヶ月程度で目立たなくなります。
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効果 | 乳房切除術とは、FTM(Female to Male)などの性同一性障害でお悩みの女性の胸を切除し、男性のような平らな胸にする手術です。 |
施術内容 | 丁寧に吸引。乳輪下半分の切開から、乳腺組織を全摘出。 |
リスク・副作用情報 | 極稀に、施術部位の血液貯留(血腫)、感染が起こる場合があります。施術部位の熱感・痛み・赤み・腫れ・発熱などがある場合は、早めに当院医師の診察をお受けください。また、手術方法により、切開創が大きくなる場合、乳輪・乳頭の血流障害や皮膚の壊死が起こる場合があります。乳輪・乳頭、皮膚の変色が見られる場合は、早めに当院医師の診察をお受けください。 ※妊娠の可能性がある場合は、治療の内容によってはお受け出来ない場合もありますので、必ず医師にご相談ください。 |
当クリニックの診療は自由診療(保険適用外)となります。
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※当ウェブサイトに掲載されている情報(製品画像、製品名称等を含む)は、予告なく変更される場合がございますので、予めご了承ください。詳しい情報については、直接クリニックまでお問合せ下さい。
※当ウェブサイトに記載されている医療情報はクリニックの基本方針となります。 患者様の状態を診察させていただいた上で、医師の判断により記載の内容とは異なる術式や薬剤、器具等をご提案する場合もございますので、予めご了承ください。